【4】ジーパンって奥が深いんです。<高いDenimと安いデニムの違い>
皆さんこんばんは。
前回に引き続き、お気ニノジーパンを紹介したいと思います。
RESOLUTE リゾルト "710"66type 26~36inc[タイトストレート][ライトオンス] [ヴィンテージ系色落ち] 価格:23,760円 |
ブランド名 リゾルト
型番 710
シルエット RESOLUTEの基本となる細身のストレート
このジーパンは俗にいう、レプリカジーンズブランドになります。
前回も記入しましたが、レプリカジーンズとは基本的に、ヴィンテージのジーパンに
忠実に似せた作りになっています。
基本ベースとなるのは、1960年あたりにリーバイスが発売していた501ジーンズ、
通称66と言われるジーパンを参考に作られています。
ちなみに、世の中にあるジーパンはだいたい昔のヴィンテージデニムのディティールを必然的に似せた作りとなっています。(ヴィンテージのリーバイス、リー、ラングラー等に似せてます。)
ですが、世の中殆どのジーパンは商品を安くすることを軸に考えている為、簡素な作りとなっています。
(ヴィンテージのジーパンに少ししか似ていない。)
世の中不景気ですからね。
安くないと買ってもらえないのでしょう!
ただ、決してヴィンテージのデニムに似ていないといけないわけではないんですよ!
オリジナリティに溢れた次世代デニムもいいんです!
でも、世の中のジーパンはだいたい簡素なつくりなだけ…
ジーパンの基本的なディティールはすでに完成されています。
ジーパンマニアからすると、ヴィンテージのジーパンこそジーパンで、最近の安売りジーパンなんてもはやジーパンじゃないんですよ!!笑
作り込みが違うから。
でも、レプリカジーンズのジーパンはそれとは逆なんです。
商品にお金を掛けているんです!!
確かな品質があるんです!!
ただまぁ、じゃあ何が違うかを箇条書きで書かせて頂きます。
(私の勝手な考えも含まれておりますのでご了承下さい)
安い最近のジーパンによくあること
良いところ
・とにかく安い。(費用対効果が良い)
悪いところ
・オンスが低い(1平方ヤードあたりの生地の重さ。1オンス=28.3495グラム)
・色落ちが汚い(<ins>染料にいろいろな物を混ぜて</ins>黒に近い青色にしていることが多い為)
・綿が安物(繊維の短い安物の綿が使われている。しかもポリウレタン等、化学繊維で安上がりにしている)
・リベットが付いていない(補強の為につけられていることが多い銅製のパーツ)
・縫製が雑(中国製であることが殆ど。最近良くはなっているが…)
・生地が安物(近年は機械で大量生産されている。高級ジーンズによくあるセルヴィッチ(赤耳)がない)
レプリカジーンズによくあること
良いところ
・オンスがちゃんとある(作り込まれたジーンズですと14オンスあたりは絶対あります)
・色落ちが綺麗(ピュアインディゴや日本独自の藍染めで染め上げられてることが多い)
・高級綿(繊維の長いものや、アメリカの綿等、ブランドごとにこだわった違いがある)
・ボタンやリベットがオリジナル(ブランドごとにオリジナルでデザインされた物が付けられている)
・縫製が丁寧(だいたいが安定の日本製。近年外国人にも凄く人気があります)
・生地が良い(<span style="color:#FF0000;">縦落ち</span>と言われる、マニアが大好きな色落ちをするように織られている)
悪いところ
・値段が高い(近年ジーパンの平均価格が下がってきていることもあり、良さがわからなければ高いだけ)
パッと私が思いついたのでもこれくらいあります。
安いのには安いなりの意味があり、高いには高いなりの意味がある。
やっぱり当然のことですよね。
ただ、私は絶対にレプリカの方を選びますよ。
安物買いの銭失いになりたくないので。
少々高くても良いジーパンを大事に穿きこむほうが楽しいじゃないですか。
それに色落ちも綺麗におちますし、破けてもジーパンですよ!
お直しに出すとまた穿ける状態になるんですから。
ボロボロでもかっこよく、かわいく穿けるのはジーパンだけですよ!!